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肉体装甲 プロテクター 特別編 四話 五話 六話

どんな構造をしているのか。長く思えた蛇の体は、二人の中へ殆どが消えていた。次第に距離が縮まり、鏡合わせのように二人、尻から伸びた物で繋がっている。
同じ顔が、違う表情を浮かべていた。
しかしその表情は、声は、時間と共に徐々にその差を縮めていた。
「はひはい…、ふへ、おっ!!ぅんん!」
「ぐう゛…うぅ…ふっ…んぅっ…おっ!!ぅんん!」
ぶるりと震える二人の巨漢、吐き出された声が一瞬重なった。一瞬、しかしその時間が、少しづつ増えている。

「どれ、ヤッテみなぁ、忘れてねぇだろうナ」
「ああ、…はい、はいぃい……」
また、自分と同じ声で、悪に媚を売る声が聞こえた。戯れの命令にすら、涎を垂らして従う変態。一体どれだけの事をされれば、ああまでも堕落できるものなのか。
疑問に思った。思っていた。しかし今は、プロテクターの心にもそれ以外のものがあった。
このまま、この快楽を続けられては…。
そんな弱気な思考さえ浮かんでしまった事を、プロテクターは頭を振って否定した。この体は悪を倒すために鍛え上げたものだ、正反対に、悪へと奉仕するような愚かな姿にはなりはしない。たとえ命が尽きようとああはならない。なりたくない。
「俺は…そんな、ありえね…え。お、俺は…アアァぁああっ!!!」
声は、喘ぎに塞がれた。ビンと、体内に入り込んだ蛇が歪んでいた。腸内を這いずり、前立腺がこりこりと弄られる。体の奥底から、湯水のように快楽が湧いて出る。それこそ、息もできない程、気を抜けば、それに溺れてしまう。

「あぁあ…俺、俺がすげえ、犯されてるぅう…、チンポと乳首…っひへ、スーツで擦れえて、きぃもち…ひぃい」
「正義のプロテクトスーツも悲しいもんだなァ、着てる野郎が淫乱な奴隷ヒーローになっちまったばかりに、センズリのお手伝いするオナニー道具にまで成り下がりかあ」
「ああ、お赦しくださいぃぃ、手が…手が止まらねえッスぅ!!」
スーツ越し、デカいガタイをベタベタと撫で回す。浮き上がった乳首を、盛り上がった股間を、ぐりぐりと弄る。その度、鎌首に合わせるように首が暴れ、歓喜の野太い悲鳴が上った。

「あ、おぉお!またデます!デちまうっす!!…おぉお……ほっぉ!」
先よりさらに声高らかに、プロテクターが宣言した。そういうように変えられたのか、絶頂の時には決まって大声で見せつける。喘ぎ叫び、その快楽に腰を振る。大きく開いていた股が、曲がった膝がピンと伸びた。いくつもの大地を踏み抜いてきた太い脚が、今は甘い痺れに酔う事しかしない。
「はっ…あ゛、やめ……!」
伸びきった足の先が、対面のプロテクターにまで届いた。足の裏、熱く固い感触がぶつかった。体の何処より熱くなったそれは、もう一人の自分の一物だった。
固くいきり勃ち、しかし持ち主の抵抗から直接的刺激を与えられていないチンポは、貪欲に快楽を求めていた。そんな所に、足の裏といえど、刺激が加えられる。
「う…は、やめ、ああ、触る…なあ゛!」
「…へ、へ、俺、俺の…」
「あ゛!やめ…!……ろおおぉおお!」
羞恥心も、嫌悪感もない。壊れたプロテクターは顔をデレデレと笑かしながら、足の裏で自分の股間の感触を味わった。寸分違わぬ肉棒の感触。本来決してありえない行為が、ますますと堕ちたヒーローの股間を熱くする。

「足遣いも見事になったものだな、プロテクター、どれもっとよく見せてみろ」
「う、うっす…、…おぉ…せの通りに……ぃ」
何度そんな淫らな行為を繰り返したのか、器用な動きで足裏が蠢いた。分厚い足裏、スーツに包まれたそれが、プロテクターの股間を熱くシゴき上げる。
「や、やめ、それは…あぁ…おおぉお…っ」
「おれ、俺は…幹の根っこの部分を、こうされっと…」
その通りだった。
そこが感じる。
自分の体だ、分かりきっているのだろう。
「すげ、すげえ…か、かんじ、感じるっすぅう!」
ああ、感じる。感じちまう。
肛門の奥深くを犯され、チンポを足蹴にされて、こんなに惨めな格好だっていうのに。
それなのに、
「はぁ、やめ、感じ…ああ、チンポが…」
チンポが溶けてしまいそうなほど、前立腺が破裂しそうなほど、気持ちがイイ。
もがいた足がプロテクター同士で絡み、腿が擦られる。全身の筋肉を包み込むスーツが、擦れて蒸れてたまらない。汗と精液で滑り、体をくねらすだけで快感が走る。たまらない。
ああ、精液が上がってくる。
駄目だ。ああ、でも、腰が動いちまう。
足が当たってる!チンポ扱かれてる。ああ、そこ、そこがイイ。ああ、駄目だ。ああ、ああああ。
「はぁ、おぉ…ふ、ぅおおぉ……」
プロテクターの全身から、力が抜けていく。固く怒っていた肩や、吊り上がっていた眉毛が弛み、柔らかく変わっていく。
その脱力の行き着く先は、全て一つ。スーツを突き上げるチンポだ。
ヒーローの力が、精液になって流れ出てしまう。
それなに、腰が止まらない。精液が、声が、止まらない。

「ハァ…ハァ、あ…はぁ…はぁ…おぉ、俺は…ちく……しょ…ぉおぉ…」
「はっへ、イってる!俺、ああ、イっちまってるっす!!」
「…変態どもめ」
ほぼ同時、しかし、プロテクターにだからこそ分かった。先に達したのは、この、堕ちていない俺だと。ヒーローである筈のプロテクターだと。
罵る言葉が、二人に同時に向けられた。
言い訳はいくつもあるが、しかし心の奥に感じた敗北感は隠せなかった。

「ああ゛、あ゛あ、うう、ぁあああ……」
射精する度、自分が消えていく。
あの汚らしい姿へと変わっていく。
敗北感に混じり、もう一つ。
決して考えてはいけないものもまた、そこに生まれ始めていた。



どれだけの時間が経っただろう。昼も夜もわからない。ただ毎日自分と、目の前の自分の声を聞く日々が続いていた。
たれ流し続けた雄汁が、筋肉と脂肪にじっとりと染みこんでいる。
「うぅぅ…ハァ…ハヒッ……ハヒィ…」
強靭に鍛え上げた肉体は、酷なことにプロテクターの意識を未だ繋いでいた。しかし、心は違っていた。
正義の為にと、そう生きてきた男にとっては常人よりも遥かに辛い経験だ。それを延々と、意識ある限り続けられているのだ。
「う、ぶえ…!」
突如として腹を踏みつけられ、プロテクターの汁まみれの体が跳ねた。
「オラオラどうしたぁ、気合入れねえと、大変なことになるぞお」
大変な、こと?
ぼんやりとした頭が、その言葉に僅かに反応した。
「いやなに、随分と君も楽しんでいるようですからね、ここらで次の段階に行こうと思っただけですよ」
淡々と、男が説明を進める。
「この蛇はとても貪欲でしてね、今食らいついているものを奪われる怒り狂うんですよ…」
そして唐突に語ったその言葉。それが何を意味するのか、回らぬ頭でもすぐに合点がいった。
「…例えばそう。残ったもう片方の口は、餌を失った片割れの欲望を満たそうと、たっぷり二倍は暴れまわるということです。壊しきるまでね」

壊す。

その言葉に、再び目に光が戻る。

嫌だ。
戦って死ぬのも、泥水を啜ることも、正義の為死ぬのも構わない。
それでも、こうなるのは、こんな姿になるのは嫌だった。死より深い恐怖だった。

「始めろ」
それが開戦の合図になった。
「ぐ、あひぃぃ…ぐっっひぃ!!」
鏡に写ったように、二人のプロテクターは一斉に間抜けなポーズで肩を怒らせた。
四つん這いにさせられ、お互いに見せるように尻を突き出し、そして尻の中の蛇を綱引きのように引っ張り合う。
綱引きと違うことは、必死にその蛇から逃れようとしていることだろう。

嫌だ。なりたくない。ああは御免だ。俺は…。

力を込めるほど、蛇が体内でのたうち回るのが分かった。逃すまいと、プロテクターを掴んでいる。
すっかり開発されたそこは、とろとろに慣らされたマンコのようだ。
「ハぁー、はぁーー、あ゛ぁーー……!」
気合を入れているのか、喘いでいるのか、それも分からない。
腸の中、出入りする音が、ぐっちょ、ぐっぽと卑猥に響く。尻を使ったセンズリ行為。そうだと言われれば、たとえヒーローを心から信じていた市民でも、ヒーローが快楽に溺れていると信じただろう。
情けない格好だ。
「おっぉお!はっひぃぃ、ぐぅぅっひっひッ!!」
既に声を抑える余裕はない。表情を固める気力もない。
口から涎を垂らし、目をあらぬ方向に泳がせ、眉を垂れ下げ、涎がドロドロと垂れる。一般市民のそれより卑猥な、男臭いヒーローの喘ぎ顔だ。

負けたくない。
犬の尿のようにチンポから汁を垂らしながら、しかし最後に残った理性で必死にそう考える。
勝負はすぐについた。

ぐぽん。
特別大きな音が、響いた。

ふっと、体中を痺れさせていた快楽が引いていく。
痙攣していた思考が戻ってくる。

プロテクターはとろんとした眼で振り返った。数日ぶりにヌメる生物の先端が見えた。
「おめでとう、ヒーローくん」
蛇は驚くべき速さでプロテクターから離れ、堕落したプロテクターの元へ向かっていく。暴れ狂い怒り狂い、精液を吹き上げている敗者へと辿り着いた。

勝った…。終わったんだ。
プロテクターの全身から力が抜ける。

「ヒドイことするな、プロテクター」
「……、あ゛?」
終わったんじゃないのか。
その筈なのに、辺りを取り囲む怪人達の顔は未だしたり顔を崩していない。
「な゛…に…を…」
「いやなに、壊れてしまうというだけだ」
そう言って、指さした。当然、向かいのプロテクター。もう一人の、自分の姿だ。

「あ゛ー?…あ…あ、ああぁ」
快楽で混濁した思考から抜け、そこでようやくとプロテクターは気が付いた。
「お前が止めを差したのだ。お前自身で、お前自身を」
「ひ、おおぉ、おっひぃぃぃいッィイ!」
プロテクターが、叫んでいた。
今まで聞いてきたどの声よりも大きく。
どんな人間の調教より、自分自身の下したこの行為に、泣いていた。

「あ゛っひっぃい、っひ、ぐひひ、ぎぼぢいいい!!!」
しかしその声に、苦痛はなかった。
尻を弄られる快感の虜になった雄は、股を大きく開きながらブリッジするかのように体を反らした。手持ち無沙汰となった片一方がとぐろを巻き、プロテクターの体を這う。その固く弾力のある体の中、最も熱くエネルギーを蓄えて部位を見つけ出す。
「ひがあァアッ、チンポッ、チンポッ!チンポチンポォォ!」
ぐちゅりと、音を鳴らして肉棒を飲み込む。
輪が出来あがる。肉棒から、尻の奥へと続く道が出来上がる。
どくんどくんと熱く鼓動し、ヒーローのむっちりした肉体をさらにいやらしく変わっていく。
「おぉぉぉオ゛!イグゥウ!!イクイクイクイク!!!」
腰を何度も前後に揺らして、プロテクターが狂ったように叫んだ。
どぷどぷどぷ。
半透明な緑色の内を、真っ白な精液が駆け上がる。蛇の体内を駆け巡りながら、尻の中へと入っていく。
「ああ、精液熱い!あついいっぃぃい!!!」
吐き出した精液を、今度は自分尻に種付けている。
そして、その情けなさに悦んでいる。

乱れ狂うヒーローを見ながら、プロテクターのぽかんと開いた口から涎が垂れた。怒りが湧いてこない。あの姿にしたのは、ああしてヒーローを汚したのは…。
「お、俺……が……」
「そうだ、お前が止めを刺したのだ」

絶望がプロテクターの心を覆った。
保身、羞恥心、怒り。それらでもって、正義を穢した。

固く強固だったヒーローの心。快楽と屈辱と、そして欲望にひび割れた心。それに、最後の槌が打たれた。それは、自分自身で打ったものだった。

ピッチリとしたスーツは嘘をつけない。
屈辱を感じ、憤りを覚え、しかしプロテクターの股間は…、
「ああ、あぁぁ…ぁぁ…」
いやらしく喘ぐ姿を見て、むくむくと勃起していった。

「ハァ…ああぁ、ハァ」
ああ、なんて顔だ。
なんて、なんて…。
なんて、気持よさそうなんだ。
不抜けた表情だ。舌を突き出し、口を吊り上げ、でれでれと情けのない形に、雄らしい顔がゆがんでいる。全身の体液を垂らしている。
どれだけのものなんだ。あれは、
今はもう無い、後ろの刺激はない。
安堵している筈なのに、腰が揺れた。
物足りない。
ケツを犯され、どろどろと精液を垂らしていたあの時の、あの充実感。思考を奪われ、ヒーローの尊厳を、雄の尊厳を、ヒトの尊厳を失っていくあの魔の快楽。

「ああ…あああ………」
むくむくと、股間が上がってくる。金玉が音を出して膨らんでいくようだ。
欲しい。
もう一度、俺もあの快感が欲しい。

ビン、と股間がスーツを盛り上げた。
隠さなければ。
そう思っているのに、腰は正反対に突き出ていく。

「どうした、プロテクター…」
横から聞こえた声は、既に乱暴な本性を表していた。既に仮面をかぶる必要もない。そう言っているようだ。
そしてその声に、つばを飲み込んだ。
彼の言葉はいつも前兆だった。ならば今回も。
そんな暗い思考が、雄臭い体からさらに臭う汗を流させた。
「あの姿を見て、快楽に狂う己を見て、何か思わなかったか?そうだな、例えば、うらやましいだとか。今の自分は物足りないとか」
きゅうっと、鍛え上げた大きな尻が締まった。そこからは何も感じない。つい数刻まえまでは、締め付ければそれだけで快楽が得られた部分が、何も無い。
「…ところでプロテクター…、中に、まだ何も感じ無いのか」

言われて、尻に意識が行く。
どくりと、何も無いはずのそこが疼きだした。
「あれはなあ、本当は…」
「あぁ……まさかぁ…、そんな、そんな…ぁ……」
腸壁から、どくどくと熱いものが込み上げる。
「繁殖儀式なのだよ、単なるね」
「はぁ、おぉぉお……!!」
ズルリ。
音と同時に、プロテクターの肉体から抜け落ちた筈の緑色の蛇が顔を出した。

「人間の、それも逞しい精神を持つ者が堕落する、その力で繁殖するのだよ、その双蛇はな…」
「あひぃっ!ハヒッ!ケツ!俺のッ…ケツがぁ……んっひっぃい!!」
体の奥底から湧いてくる。
脳ミソを痺れさせ、肉体を脱力させ、魂を腑抜けにする快感。
俺が、俺がどうしようもない変態に変えられていく…。
変態になっちまう…!
「つまりそうだ、お前が心から快楽を嫌悪し、堕落した己を嘲っているならば…」
「俺…、おぉぉぉ、おれェッ!へ……、へひッ…」
「こんなことには、なり得ないのだ」
「あ、え、あ…ケツが!チンポがァぁぁあ!!」
バクバクと、心臓が高鳴った。
再び得られた快楽に、脳が歓喜の悲鳴を上げる。もっと、もっと欲しい。ぶっぱなしたい。

「お前の本性は、どんなにヒーロー面で隠してもしょうがない。あの目の前の変態と、同じだ」
ああ、そうなのか。……そうなんだ。
もう何でもいい。俺は、本当は、あの目の前のヤツと何も変わらない。きっとその通りなんだ…。

チンポとケツを弄られ、感じて、スーツを精液まみれにして喜ぶ、あのド変態、ド淫乱と同じ…、おんなじだ。
「き、も゛ち…」
一言、発したその声は合図となった。

「いっぃ…」
ついに顔が、いやらしく笑った。
ドクドクと、精液がスーツを溶かしながらこみ上げた。

吹き出した精液がポトポトと落ちた。
その音は、新たなプロテクターと双蛇の産声だった。




逞しくそそり立つ股間、ゴツイ腕を包むグローブが上下に動く。激しく、こねくり回すようにだ。熱く硬くなった肉棒が、ブルンブルンと暴れ狂う。
「あ゛!あ゛ぁ!!ぎもっち…ぃっひ!ちんぽこぉぉ!ぎっもちぃ!!」
まるで歌うように喘ぎながら、大男が部屋中を闊歩していた。ぶらぶらと肉棒が弾け、金玉が揺れ、尻の穴がヒクヒクと蠢く。その度、男の厳しい顔が情けなく釣り上がる。
「こっしぃぃ、ゆれるとぉぉおッ!へへッ、ぎもっぢぃ、ゆれでぎもっじっぃいいん!!」
その男はヒーロープロテクター。捕らえられ、変態に堕ちた自分を見ながら、数日は必死に抵抗していた男の末路だった。
努力と意思と、逞しい精神を宿していたヒーロー。しかし今の姿は、最初にここで出会った『堕ちたプロテクター』よりも一層に惨めで、そして変態的であった。
かつてあった知性の光は全て、自分をよりいやらしく見せることへ、変態にすることへのみ集約していた。

「おうッ!おうぅう…ッ!デル、出る!出ちまうッスゥゥウ!!」
叫び、ぶっとい体がくねる。クイと大きな尻を突き出すと、そこから湯気を立たせながらぬるりと蛇が生まれ落ちた。
「お゛ぉぉヲオオォォ゛!出すのスッゲェエッ…!のぉぉみそぉぉッ!ブっとん…じまうぅぅうッ!!」
ボトリと肉の蛇を産み落とす、その報酬に与えられた快感が脳を埋め尽くしていく。プツプツと、脳細胞がまた一つ肉欲に溺れて消えていく。
「…かなり良い繁殖速度ですね、こちらは」
「やっぱ堕ちたては違うなァ、早い早い。知性ってのが何よりのエサになるってのは間違いないな」
精液を垂らし、ヨダレを垂らし、脳汁を垂らすプロテクター。尊厳を喜んで差し出すその姿を見ながら、男達が語らう。
堕ちたてのこの時間は、蛇の餌として最も適している時間だ。しかし、
「…それにひきかえ……」
4つの目が、じろりと足元に転がる男に向いた。
「えヒっ…へひっ……、あへぇ?」
そこに転がっているのは、汁まみれのヒーローだ。全身をぴったり包むスーツ、ただ股間だけを露出させた裸より情けない格好のまま、股を限界まで開ききっている。その姿で、何の工夫もなくただチンポを両手でしごき喘いでいる。

「もう堕ちるところも残ってないってコトかぁ」
「エサとしては喰われ尽くした、そういうことでしょう、もう自分がなんだったのかも分からないのでは…?」
「ここらが潮時だなァ…」
「そうですね、作業に移りますか」
「へっひひひ……、は、はひぃ……ッ?」
どろんと蕩けた目が、男達を見上げた。敵も味方も、自分すら定かではない濁った眼だ。
「ついてきなさい」
「うッス…ゥ…、…りょ、かいしましたぁ……」
簡単な命令程度ならば分かるのだろう。プロテクターはへろへろの腕で敬礼を造り、四つん這いに尻を振った。豚のようにゆっくりと、先を行く仮面の男に付いて行く。

「それでは、またすぐ来ますよ、プロテクター」
「ウ、ウッス…!へ、変態チンポぶらぶらさせて、待っとりま…ぁ…ヒィ゛ッ…ン!」
完全に壊れたプロテクターとは違い、こちらはビシリと体を縦に敬礼で返した。かと思いきや、ピンと伸ばした際に股間が擦れたか、情けなくも内股になって崩れ落ちた。
「あぁあッ!感じちまうっっぅ……だめ…らぁ、も、もっとぉ…変態に…ぃぃいぃ!」
「ハハ……本当に、何度、何度見ても傑作だ」
言葉を残し扉が閉じた。
仮面の男が消えたのを見て、獣の男も程なくして別の扉から出ていった。
広い部屋に一人、警戒もなくプロテクターが残される。拘束も見張りもない中、のっしりと巨体のヒーローは鏡を前に立ち上がった。
「え゛…へへ…チンポからァ、…いっぱいだすぞォォオ……お、おれ…ほめられるんだっぁ………うっひいぃ…!」
どうすればよりドスケベな姿になるだろうか。
その事に夢中で、脱出の事など思考に掛かりもしなかった。


クリーンアップ作業、開始します。
終了予定時刻まで、あと20秒。
10
9
8
……


「く、クソ、お前等…なにもんだ!」
「はいはい、別に私たちの名前には興味ないでしょう」
「ッケ…何が目的だ…」

「あーあー、やってるやってる」
獣の男がモニター越しに呟いた。呆れたような声だ。もう見飽きた、そんな声だ。
「アイツも悪趣味だねェ…、ま、俺はあんな小芝居…笑ッちまってヤッテらんねぇケド」
モニターには食って掛かる正義のヒーローと、仮面の男が写っている。
「ついさっきまでチンポチンポっつってた奴がゲハハッ、あほらしッ」
あほらしさに思わず笑いが出てしまう。数十秒前、画面には犬のように這いつくばっていたヒーローが写っていた。そう、つい数十秒前までだ。

クリーンアップ。それは、一度堕ちた、堕ちきったプロテクターの脳を、記憶を、捕獲したその瞬間に戻す作業の通称だった。
あの白い部屋に閉じ込め、数十秒。その度彼はリセットされ、そしてまた同じ運命を繰り返す。

もう何十回目だろうか。
そしてまた、同じ事を繰り返すのだ。
堕ちたプロテクターが、ヒーロープロテクターを壊すあの作業が。



「うへへへッ…、お、オレの変態ズリィィイ!見ろぉぉお!ミでくれぇ!気持ちいいぞォォオッ!」
「ふざけ…るなッ!」
目の前、鏡のような姿で俺がいる。
しかし情けねえ格好だ。信じられねえ。

チンポも触らねェで、なにやってんだ、アイツ。

「おまえも゛…!はやぐ!チンポォ!チンポ扱けよぉッ!」
「ふざけやが…!ど、どんなに似せたって!これは…!俺はこんな格好にはならねぇぞ!!」
あれ?何か聞いたことあるような…コト、言ってやがる…。
なんだ、なんだったっけか…。あ、ああ、チンポイィ…、脳ミソの奥から気持ちィィ…、…思い出せねェ…、へへ、どうでもいいかぁ…チンポ…もっとチンポォ…。

「あと、そうだな、三十回は繰り返せば、地球侵略のためのエネルギーも、生物兵器も出来上がるでしょう」
「ま、基本的に自分に自分を…でヤれっから、楽っちゃあ楽だナ」

「お、おまえ゛もっぉお、はやく双蛇様を゛ぉお…!」
「やめろっぉお、くるなあぁあッ!!」
変態になったプロテクターが、いやがるプロテクターに肉棒を擦りつけている。
尻から伸びる蛇をしっぽのように操り、プロテクターに埋め込もうとしている。
今は嫌がっているが、それも数日だ。
彼等はつながりながら、ケツでよがり狂いながら、肉棒を扱きたてながら、生まれ変わったことを涙を流しながら感謝することになるのだ。

おそらく、あと数十回。
いや、組織が飽きない限りあるいは、永遠に。
お互いを喰らう蛇のように。
それはずっと繰り返すのだ。


  1. 2010/08/20(金) 05:50:54|
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