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違う匂いのする人だから

四畳半的生活様制作のゲーム、ULTIMATE FACTORYの二次創作です。




同じように油に塗れて、同じ場所で寝起きし、同じ釜の飯を食う。
似たような布団で並んで転がり、同じ朝日で目を覚ます。
工場時代から使い続けている入浴剤は、微かにだが独特の匂いがした。近く、鼻を動かせばすぐに分かるような。

「…くさ」
「うるせ」
布団の中、嗅いだ匂いに率直な感想を呟いた。
夫婦は匂いが似てくると、誰かに聞いたのはいつだったか。思い出し、工兵はその思い出に苦笑した。
別の匂いだ。これだけ同じような生活をしているのに。
「また風呂入んないで寝るつもりでしょ」
「酒もなしには入れっかよ。メンドクセえ。疲れてんだから寝かせろ」
汗と油と脂の匂い。夏場の男の匂いが、顔を突っ込んだ布団の中に籠っている。
「その割には、なーんか酒の匂いしてますけど」
「あんな安モン、酒の内に入らねえよ」
勝手な言い分だなあ。
呟いて、膨らんだ腹部をペチペチと叩いた。そこに溜まっているであろうアルコール、漏れるはずもないそれが匂う。
よれたランニング、少しキツメのトランクス。ゴムまで伸びた着古した格好だ。目で見ずとも、記憶と手触りだけで想像が出来る。

いつも違う匂いがした。
初めて工場で寝転がった時も、こうして一緒になってからも。
人間が、生き方が本当に違う。ずっと混じらないところが、この匂いに出ている。

叩いていた動きを止め、服の上から体を撫でる。よれよれのランニングシャツはそれだけで、簡単に大きな腹の上からずれた。
「疲れてる…つってんだろ」
足が浮いて、腹を小突かれた。薄いタオルケットが小さく跳ねる。
下手くそな夜這いだ。寝転がる轍臣の足元、布団に上半身だけ埋めている姿はきっと滑稽だろう。
しかしこれも生活の知恵というか、性活の知恵と言おうか。正面から目を見て押し倒そうとすると、決まってこれ以上の蹴りが入るのだ。轍臣の性格上。

まあ、これくらいの蹴りなら、もうちょっとは…。
弱い抵抗は盛り上がった男心に逆効果で、工兵は益々と腕を深く潜らせた。少し汗に湿ったランニングを掻き分け、よく身の詰まった太鼓腹を撫で上げる。
「ん…んぐ」
もう一度くらいは蹴られるかと覚悟していたが、思いのほか抵抗が弱い。工兵は調子に乗ってその下、縦縞のトランクスへと手を伸ばす。
大きな尻や腹に何年も擦られたそれは、サイズは小さいのに、ゴムだけが緩い。慣れた工兵の腕には、何より脱がしやすい服だ。
隠れきっていない下の毛をざらざら言わせ、熱の篭った皮をに手が触れる。

「っ…!…おい、っつかげんに…」
焦った声を上げた轍臣の手で、タオルケットが跳ね除けられた。白熱灯の下、二人の姿が照らされる。
胸近くまでたくし上げたランニング。肉厚な腿の半ばに掛かったトランクス。中途半端に脱がされた己の姿に、轍臣の眉間にシワが寄る。
顔が赤くなる。
「普通に…できねえのかよ、ボケ」
「播磨先輩、こんな格好でしてたじゃないですか、昔」
「ありゃぁ…自分で…やったから…、あー、クソ!」
顔は赤いが、語気に怒りの色は薄い。ぼりぼりと頭を掻く姿は、どこか迷うような仕草にも見えた。
「風呂、入ってねえんだぞ」
「し、知ってますよ…」
「くせえぞ」
「分かってます…」
「ほんと…なんなんだよ、ちくしょう…」
太い腕が動いた。ガッシリとしたそれは工兵の体をどかすでなく、天井の照明を遮るように轍臣の顔の上に乗った。
それきり、何も言わない。動かない。ただ隠れていない無精髭に、汗が一滴流れて落ちた。

「じゃ、勝手にしますよ…」
工兵は見えないように小さく笑い、改めて唾を飲み込んだ。半端な位置の下着に手を掛け、膝下までいっきにずり下ろす。
たっぷり肉の付いた腹と両腿の間、太い体同様に太短い肉棒が全て剥き出しになる。
ぐにり。
トランクスから飛び出たばかり、夏の熱気に茹だったそれを弱く指で弾く。
「ん、ぐ…ぅ」
まだ芯が通っていない。肉も見えていない。柔らかい子供のようなそれが、プルンと小さく悦び震えた。
肉厚な股が跳ね、くぐもった声が上から聞こえる。
繰り返し、猿が玩具を弄ぶように、ゆっくりと刺激していく。弱く掻き毟るように、根元を揺するように、色々な手で焦らしながら弄ってやる。

「あ、出てきた…」
「黙ってろ…この」
ゆっくりと、しかし確実に大きくなった轍臣のペニスが、ついに先端を露にする。綺麗な桃色の幼い色。可愛らしいと形容してもいいような、ふてぶてしい轍臣の性格とは真反対の亀頭。
でもほら、ツユまでたらしてますよ。
口で弄っても良かったのだが、それでまたへそを曲げられても厄介だ。
工兵は言葉は口に出さず、代わりに口で先端を含んだ。

「んぅ…!は、はぁ…ハ…」
轍臣の口からは、溜めこんだ熱っぽい息が溢れて出る。
工兵の口の中には、轍臣のしょっぱい味が広がっていく。
襲ったはいいが、案外とノーマルな嗜好の工兵には少しキツイ。咽返るような濃い味だ。しかしそれも、舌を動かす度聞こえる恋人の悩ましげな声には代えられない。
「んが…、あ…、くっ、ん……」
皮を除け、中の特別感じる肉を包む。
声は必死に堪えている風だが、口内の一物はどんどん大きく固くなっている。照れ隠しをしても、轍臣が感じている事は丸分かりだ。
口中の圧迫感が知らせる轍臣の痴態に、工兵の舌が急かされ早く動いていく。

ぷふぁ。
大袈裟に呼吸をして、股間から顔を離した。
轍臣はまだ顔を隠していた。その隙、じろじろと品定めするように体に視線を落とす。

隠れきっていない口元はキツく結ばれている。しかしその端、堪えきれない涎が溢れ、白い泡が出来ていた。
腹と胸が大きく上下し、濃色の肌をさらに赤くさせている。
離したばかりで唾液に光っている肉茎は、ぴくりぴくり未だ小さく痙攣を続けている。
追い詰められて、そして放置された下半身。物足りないのか、僅かに開いた脚、膝を小さく曲げていた。

ほんと、感じやすいですよね…。
「ん…ぅ!…おっ…ぅ」
弱い部分を舌先だけで小突いて舐める。
突然の刺激には尚の事弱い。轍臣の体が弓なりに跳ねる。空いた側の腕が、布団を掴んでシワを作る。

「フー…、う、ぐ、ふっ…」
先輩、やっぱり可愛いですよ。
猪のような荒い呼吸音。やはり似つかわしくないだろうが、そんな言葉がとても見合う。
「は…、うぁ、ぁあ…んぐ、ううぅ…っ!」
蟻の戸に指を、睾丸に掌を、折れた膝を腕で抱えて、舌では変わらず轍臣自身を、上半身の全てを使って、轍臣の下半身を責め立てる。強まるその刺激に首を振って、顔を歪ませ必死に耐える。
しかし、堪えるようだった声は次第に、吠えるものへと変わっていった。
「はな、せ、あ、あ゛……ぅ…あぁ…う…ぉ、お、ぉぉんっ!」
痙攣が一際大きくなる。腿が閉じ、工兵の体が押しつぶされる。

轍臣の臭いが、濃く口内に広がった。
「ん!?むぅ…え…」
そう思った次の瞬間には、口の中で熱が爆発していた。
どくどくと口内に、轍臣の吐き出した精子が入ってくる。一噴射ごとに、轍臣の腰は弱々しく震え、うあ、だの、あぐ、だのと意味のない言葉が漏れていった。


「…あー…、だから…離せって…」
「……う、うぇ…。…はやい…すよ、せんぱ…イテ!」
パシンと、いい音を立てて顔面に何かがぶつかった。
ティッシュだ。渡してくれるのはありがたいが、何も箱ごと投げないでもいいだろう。
「い、いたた、…痛いなあ…何も投げること…」
「寝る」
「え、えええ!?」
轍臣はいつの間にか取っていたティッシュで、自分の性器に付いた唾液を拭っていた。かと思えば、工兵に背を向けタオルケットを再び被ってしまう。
「ちょ、ちょっとまって、ちょとまってくださいよ!」
「うるせえ、疲れてるってんだろ!寝る!ねろ!」
あんまりだ。
責め立てるうちすっかりできあがった工兵の股間は、今もずきずきと疼いている。このまま眠れるわけもない。
「普通、次は交代とか…そういう…」
「し、知らねえよ、お前の普通なんか…」

工兵に後頭部を向けた頭には、赤い色が耳まで届いていた。エロ本、ビデオ、オナニーと、普段は呆れる程におおっぴらの癖に。
恥ずかしがるところが…、違うでしょう…。違って欲しい…。
「……口、ゆすいでこい…」
「…」
鼻を動かすと、キツイ匂いが直接届いた。同じようで違う、轍臣の臭いがした。
「…くさ」
「うるせ」






  1. 2010/06/13(日) 22:55:22|
  2. 【二次創作】|
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